概要
以前、当ブログで公開した「Pi Zero用超小型ケース」のアップデート版です。
(「WHモデル(GPIOピンヘッダー付)」と「PiZero 2 W」にも対応)
BOOTHの販売リンクはコチラ↓
購入時に「BOOST↑」して下さると、この詳細ガイドを書いた甲斐があるので、大変嬉しいです!
よろしくお願いしま~す!m(__)m
尚、Pi Zero用ケースは他のタイプも作りましたので、良かったらコチラ↓も見て頂けると幸いです。
必要なハードウェア
Pi Zero1.3以降
Pi Zeroは、カメラコネクタ付きのPi Zero 1.3以降が対象となります。(GPIOピンヘッダー付のWHモデルも可)
RaspberryPi用スパイカメラ
カメラモジュールは、スイッチサイエンスさんで販売されている「RaspberryPi用スパイカメラ」と同形状のカメラモジュールが対象になります。
Amazonとかでも購入可能ですね。
尚、カメラユニットの筐体形状が違う広角タイプ(variable focus)には装着できませんので、注意して下さい。
このスパイカメラモジュールにはいくつかのバリエーションがありますが、フレキ部の形状(長さや幅)が下記写真と一緒なら、若干部品実装が違っても使用は可能です。(広角タイプはNG)
裏面は部品実装が無いタイプである必要があります。
特徴
特徴その1:microSDカードをケースに入れたまま抜き差し出来る
HDMI・USBケーブルをケースに入れたまま接続可能なのは当然として、microSDカードの抜き差しもケースに入れたまま出来ちゃいます。
こんな感じで指先の爪で引っ掛けてmicroSDカードを抜き差し出来ます。
「microSDカードが隙間に落ちない工夫」も設けてますので、安心して抜き差し出来ると思います。
特徴その2:40ピンGPIOにアクセス出来る(要追加工)
切り取り式のI/Oスロットカバーを設けてます。(写真赤丸箇所)
必要に応じカッターなどで切り取ってお使いください。
特徴その3:カメラ用三脚穴あり!
カメラ用の三脚穴を1ヶ所設けてます。
こんな感じにカメラ用機材を使って簡単に固定できます。(結構便利です)
ご注意事項
使い方(組み立て方)
左から「上カバー」「下カバー」「中敷き」の3パーツ構成です。(BOOTHでプリント済み品を購入された場合はネジも付属します)
まずは、プリント品の糸引きやバリを綺麗に除去しましょう。
カメラモジュールをPi Zeroに装着し、必要な部品を並べます。
「下カバー」の中央凹部に合うようにカメラモジュールを載せます。(向きに注意!)
続いて、「中敷き」の凸部(写真赤丸箇所)を確認して、向きを間違えない様にカメラモジュールの上に「中敷き」を載せます。
「中敷き」の上にPiZeroをパタンと被せます。(フレキが断線しない様にそっと作業して下さい)
バラけ無い様に指で押さえつつ、裏返してカメラユニットの位置が合っていることを確認します。
カメラユニットがちゃんと嵌っていれば、「上カバー」を被せます。(向きに注意しましょう)
M2×8~10mmのネジで固定したら完成です♪
3Dデータのダウンロードリンク
ライセンス条件
活用されるに当たっての、ライセンス・注意事項については下記リンクを参照ください。
ダウンロードリンク
データーはコチラ↓に置いています。
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プリント情報(ご参考)
このレイアウトなら、サポート無しでプリント可能です。
私は、Prusament PETGフィラメントを使って、0.2mm積層・充填率15%でプリントしています。
ちなみに、私が使用している3Dプリンタは「Original Prusa i3 MK3S」という機種です。
とても良い3Dプリンタなので、おススメですよ♪
フィラメントは、3Dプリンタと同じPrusa公式ブランドのPrusamentを使ってます。
以上、ご参考まで。