概要
以前、当ブログで公開した「Pi Zero用超小型ケース」のアップデート版です。
尚、Pi Zero用ケースは他のタイプも作りましたので、良かったらコチラ↓も見て頂けると幸いです。
特徴
Pi Zeroには、初代「Pi Zero」、カメラコネクタが付いた「Pi Zero v1.3」、更にWiFiが付いた「Pi Zero W」、更にCPU性能がUpした「Pi Zero 2 W」の4種類が存在しますが、このケースには4種どれでも収めることが出来ます。
通気口も多めに開けたので、CPU性能がUpして発熱が心配な「Pi Zero 2 W」でも安心・・・な筈。
特徴その1:microSDカードをケースに入れたまま抜き差し出来る
HDMI・USBケーブルをケースに入れたまま接続可能なのは当然として、microSDカードの抜き差しもケースに入れたまま出来ちゃいます。(Pi財団公式Pi Zeroケースでは出来ない)
こんな感じで指先の爪で引っ掛けてmicroSDカードを抜き差し出来ます。
「microSDカードが隙間に落ちない工夫」も設けてますので、安心して抜き差し出来ると思います。
特徴その2:カメラフレキを繋いだままでケースに収まる
まぁ、カメラモジュールを組み合わせるなら、出来れば後述のカメラ対応超小型ケースを使って欲しいのですが、一応、カメラフレキが通る隙間を設けてます。
特徴その3:40ピンGPIOにアクセス出来る(要追加工)
前作ケースでは差し込み式のI/Oスロットカバーがありましたが、プリント時に『サポートが必要』になるので、イマイチかな?と思っておりました。
今回は、割り切って、I/Oスロットカバーは切り取り式としました。(これにより、『サポートなし』でプリントが可能になりました)
カッターで簡単に切り取り出来る様にしてあります。
表面と裏面に同形状の切り取り箇所を設けてますので、用途に合わせて切り取ってお使いください。
ご注意事項
使い方(組み立て方)
まずは、上カバーと下カバーをプリントし、糸引きやバリを綺麗に除去しましょう。
下カバーの窪みに合わせてPi Zeroを乗っけます。
続けて、上カバーを被せれば完成です。(うまくプリント出来てればバチンと嵌る筈)
勘合が緩い場合は、M2×5mm~10mmのネジを使って固定することもできます。
3Dデータのダウンロードリンク
ライセンス条件
活用されるに当たっての、ライセンス・注意事項については下記リンクを参照ください。
ダウンロードリンク
データーはコチラ↓に置いています。
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プリント情報(ご参考)
このレイアウトなら、サポート無しでプリント可能です。
私は、Prusament PETGフィラメントを使って、0.2mm積層・充填率15%でプリントしています。
ちなみに、私が使用している3Dプリンタは「Original Prusa i3 MK3S」という機種です。
とても良い3Dプリンタなので、おススメですよ♪
フィラメントは、3Dプリンタと同じPrusa公式ブランドのPrusamentを使ってます。
以上、ご参考まで。