BROMPTON(ブロンプトン)という英国製の折り畳み自転車を持っています。
外に置く野晒し保管はしたくないので室内に持ち込んでますが、やはり外で乗った自転車は汚れてしまいますので、収納場所には気を使います。
特に我が家は嫁さんのと2台持ちなので、玄関内にそのまま置くと狭くなり過ぎ・・・。
ということで、お手軽木工で、玄関脇の廊下にBROMPTON専用のラックを作ってみることにしました。
BROMPTON(ブロンプトン)って?
今回は自転車レビューじゃないので詳しくは割愛しますが、英国製の折り畳み自転車です。日本ではミズタニ自転車が代理店になって販売しています。
凄く昔から売られているモデルなんですが、折り畳み状態の収まりの良さは俊逸でして、コインロッカーにも収納できるサイズにまで小さくなります。(ロッカーにもよりますので、確実に何処のでも入る訳ではありません)
拙宅の汚い部屋で恐縮ですが、畳んで2台並べるとこんな感じ↓になります。
我が家では嫁さんとペア購入したので2台持ち。おまけに専用バックやらなんやらとグッズが増えて収納場所には困っておりました。(いつの間にかグッズが増えていくのはBROMPTONオーナー共通の悩みだと思いますw)
ラック制作方針
木工初めてでも出来るお手軽工作♪をテーマに作ります。(実は、本件は数年前のことでして、当時はまだ電動工具とか持ってなく、余り難しい加工は出来ない状態だったのですw)
レクポストを使うことに決定
お手軽木工で棚を作るのなら、レクポストを使うのが一番お手軽です。
我が家では、装飾を施したのでちょっと余計な手間も掛けてしまいましたが、単に棚にするだけなら、柱としてレクポスト4本を調達して、ホームセンターで棚板を希望のサイズでカットしてもらい、ちゃちゃっと組み立てるだけです。
用意する工具は、木ねじを締める為に使うプラスドライバーだけ。
レクポストは長さが選べますので、欲しい高さ分のレクポストをチョイスしましょう。
今回は、最大長の2100mmサイズのナチュラルカラーをチョイスしました。 棚にするには4本必要になります。(長さの理由は後述します)
ラックのサイズ検討
BROMPTONを収納する棚のサイズを検討します。
一台分の収納に必要な寸法は、奥行はおおよそ300mm、幅は630mm、高さはおおよそ600mmといった所でしょうか。
奥行については、
- ペダル類の出っ張りに多少余裕を持たせたい(+10mm以上)
- ホームセンターでは450mm幅でプリカットされた板が売っている
- 収納予定場所が丁度450mm
などを踏まえ、今回は450mmとしました。
幅については、
- 我が家のBROMPTONはサドルの部分が小さめ
- 630mmだとホームセンターの標準サイズではない
- 棚板から柱が出っ張ってる部分で、なんとか収まりそうな予感あり
という理由で、600mmとしました。
高さは、レクポストの溝の間隔がおおよそ100mmですので、6段分の600mmあれば1台は収まる筈ですが、ジャストサイズだと取り出しが大変になると思いますので、やや余裕見て7段分の700mm。それが2台分ですので1400mmが最低限必要な高さになります。
レクポスト最長の2100mmサイズなら、1400mm引いた残りの700mmで専用バッグ類も一緒に収める棚が作れそうです。
ついでに、天井までの隙間に小物を収めるコンテナを置きたいので、天板としてもう一枚棚板を追加しておくことにします。 耐震対策の天井ツッパリにもなりますし。
必要な材料
ということで、必要な材料は下記。
・レクポスト2100mmサイズ・・・4本
・450×600×18mmの板(最安値のパイン材)・・・4枚
・レクポスト固定用の木ねじ(ホームセンターで一緒に売ってる)
パイン材の板はホームセンターでカットして貰いました。
尚、ホームセンターでレクポストに似た形状の木材が扱われていることがありますが、稀にスリットの仕様が違うケースがある様ですので、対応する板材の厚さを良く確認して買いましょう。
レクポスト棚の組み立て
最近の木割れし難い木ネジを選べば、ぶっちゃけ棚板への下穴は不要だと思います。(木ネジはホームセンターで色々種類があると思いますので、よく見てみて選んで下さい)
レクポストに棚を差し込んで木ネジを締め込むだけ。木工ってこんなに楽だったの!?
レクポストと棚板があれば、木ネジ締めるだけで10分と掛からず作れます。
気が早いので、早速BROMPTON置いてしまった。ちゃんと収まりました。(笑)
専用棚っぽく装飾してみた
棚板が木材ですので、雨に濡れた自転車を直に置いたりすると滲みになりそうです。
よって、ビニールの装飾カバーを貼ることにします。今回のチョイスは手元残りのコルク調シート。
(緑色のテープは仮貼り押さえに使った養生テープ 勿論最終状態では剥がしてます)
前の目隠しはホームセンターで叩き売りされてたロールカーテンを使いますので、固定用の金具を取り付けます。
前だけ目隠しして左右から丸見えなのも間抜けなので(笑)、左右はタッカーで布を貼ることにします。
タッカーと言うのは、ホッチキスのお化けみたいな奴です。手軽に貼物出来るのが特徴。
私が使ってるタッカーはコチラ
タッカーの替え玉はコチラ
布をジャストサイズに切ってから、タッカーで布を貼っていきます。(布の端はほつれない様に折り返した方が良いかも?我が家ではロックミシンで補強してます)
設置場所に設置してみた
反対側にも布を貼って、ロールカーテンを取り付けた後に、正規の収納場所に置きます。
うん、奥行ピッタシ!! 素晴らしい!!
収まりが良すぎるので、思わずダイソンの掃除機まで付けてしまいました。(笑)
ダイソンの壁掛けホルダーは便利なんですが、家にそのままネジ止めするのはちょっと気が引けてました。
こうやって作った棚なら気安くネジ止め出来るので結構便利だったり。
ちょっと生地薄かったかなぁ??まぁ良いか・・・
下から舐める様に見て行きましょう。(笑)
横に渡してる赤いロープは地震時の脱落防止用ロープですね。上段の方は万が一の為に予防しておくことにしました。
ロープと引っ掛けフックはホームセンターで売ってるノーブランドのを使ってます。
天井までの隙間。隙間抑えにはパーツ類を入れた収納コンテナを使用する予定。
ちょっと隙間から見えるくらい。 ま、目隠しレベルなんで、こんなモンでOKかな。
BROMPTONを収めてみた
良い感じに収まりました。高さに1段分マージン取ったので、取り出し具合も丁度良いですね。
そう、予備ホイール&タイヤを吊って収納しています。奥行に多少余裕持たせてたお陰ですね。
中段の地震対策ロープも引っ掛かり無く問題ありません。
天井までの隙間にちょうど収納コンテナ(50L)が収まりました。自転車のパーツがギッシリ入ってます。(笑)
天井までの隙間ピッタリだったので、地震対策のツッパリ棒みたいになってます。素晴らしい。
このコンテナは使わない時は折り畳めて薄く出来ますし、透明で中も見えやすく、且つ蓋付タイプも選べますので、かなりオススメ。
という事で、お手軽にBROMPTON専用ラックが出来ました♪
自転車は玄関にこうやってラック収納しておくと、さっと外に持ち出せるのでとても便利です。
BROMPTONオーナーで2台持ち以上の方には、場所の有効活用として特にオススメします♪
おまけ
BROMTONについては、嫁さんが編んだBROMPTON用のフレームガード(下記写真のトップチューブ中央の濃い緑のヤツ)とか、ちょこちょこと自作したグッズの紹介もしていきたいところ。
私も負けてられないや!!なんか作ろう!!(笑)
Amazonでも売ってるんですね。(コチラの方がやや安いかも?)
棚板の装飾カバーは色んな柄が存在します
タッカーはピンキリですがこのレベルでも十分
タッカーの替え玉はコチラ
中が見える透明タイプで蓋付がオススメです(容量も色々あります)
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