「Jetson Nano 2GB DevKit」用オリジナルケースをデザインしたよ!(STLデータ公開有り)

3Dプリント
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以前公開した「Jetson Nano DevKit」用オリジナルケースに続いて、最近発売された廉価版の「Jetson Nano 2GB DevKit」用のオリジナルケースもデザインしてみました!

更に、廉価版じゃない方の「Jetson Nano DevKit」も本年2月頃に新しい「B01」に改版(カメラコネクタが2つになった!)されたので、ついでに「B01」用のオリジナルケースもデザインしてみました!

更に更に、シリーズ共通で使える壁掛けシステムの派生として100mm角のVESAマウントアダプタのデザインも公開しちゃいます!

 

皆さん、こんにちは!

久々のブログ更新で大盤振る舞いやで!! コロナに負けずに豪気に行くで!!という何か気が違ってしまっているブログ主です。

 

ブログ書くの久々過ぎて書き方忘れてしまってるので、今回はかなり殴り書きですが、ご容赦ください。m(__)m

 

【2020/11/21追記】下カバーにて、スタッドとの干渉がありましたので、干渉しない様に修正しデータを差し替えました。(データ差し替えは下カバー2種のみ)

はまたんさん、データのご利用、並びに実例写真Up有難う御座います!m(__)m

 

祝Jeston Nano 2GB DevKit発売!

最近は謎の半導体メーカーとか言われなくなったNVIDIAさんから、大ヒット?のJetson Nanoの廉価バージョンが発売されました!

機械学習分野の広がりを見据えた製品展開でしょうか。

何にせよ、価格が抑えられて手が出しやすくなるのはとても有難いことですね~。

初代のJetson Nano DevKitを持て余し気味な私は、今回は購入スルーしちゃいますが、これから始める方には選択肢が増えて羨ましい限りです。

これから購入される場合は、Amazonとかだとむやみに高いのでスイッチサイエンスさん等の実績のある販売店からが安心だと思います。

 

尚、廉価故にか2GB版ではPOEコネクタやFANコネクタが無くなってる様です。(詳細未確認)

用途によっては困る状況もあるかも知れませんので、安いからと2GB版を安易にチョイスしない様にしましょう。(用途に合わせてちゃんと仕様を調べましょうね!)

 

従来のJetson Nano DevKitと今回の2GB版の仕様差異などは、他のサイトをご参照下さい。

ここでは割愛します。

 

NVIDIAさん、Jeston Nano DevKitの3Dデータを公開!?

従来のJetson Nano DevKitもそうでしたが、今回の2GB版のデータも公開されてました。

色々組み込んで使ってねということなんでしょうが、いやー NVIDIAさん、太っ腹ですねー!!

今回は購入スルーする予定だったので、オリジナルケースも作れないかなーと思ってましたが、ご本尊の3Dデータが公開されてるなら、ケースのデザイン出来そうだな!?と思い至り、一気に作ってみました。

と言う事で、今回は実際にプリントしたブツの紹介は無しです。

 

「Jetson Nano 2GB DevKit」用オリジナルケースの特徴

2GB版はUSBコネクタ等が一部削減されていますので、ケース開口部のデザインも併せて修正しました。

 

 

また、廉価版じゃない方の「Jetson Nano DevKit」の新Ver「B01」で修正されてた「横出しの電源IOピン」も、2GBでは同じ様に採用されていましたので、今回のデザインで開口部を設けてみました。

 

あ、「横出しの電源IOピン」というのは、microSDカードスロットの下の方にある横一列ピンですね。

実際にmicroSDカードスロットの直下にあるので、ケースデザインとしては大変やり難いもとい面倒もとい何でこんな位置にIOピン置きやがる!?と呪いたくなるレイアウトなのですが、今回のオリジナルケースのデザインでは、microSDカードの脱落防止機構との両立を果たす方向でなんとか形にしてみました。(偉いぞ!>オレ)

 

他の特徴は、殆ど従来公開版と同じなので、まぁ画像見りゃ分かるよね?ということで、端折ります。(手抜き)

 

「Jetson Nano DevKit B01」用オリジナルケースの特徴

ついでなので、今年の初めに改版されてた廉価じゃない方のDevKit「B01」向けのオリジナルケースもデザインしてみました。

「B01」は、USBコネクタの削減などはなく、従来通りのコネクタフル配置ですが、カメラ2個対応に併せてカメラフレキを通す開口部を大きめにしてあります。 併せて、カメラ取付用のネジ穴も追加してみました。

 

「横出しの電源IOピン」部分は、B01の形状に併せて、2GB版と同じ構造にしてあります。

 

他の特徴は、2GB版同様に殆ど従来公開版と同じなので、端折ります。

 

100mm角VESAマウントもデザインしてみた!

Jetson Nano DevKitをPCとして使う方もいらっしゃる様なので、モニター裏にぺったり配置出来る様にシリーズ共通で使える100mm角VESAマウントもデザインしてみました。

以前公開しているJetson Nano壁掛けシステムのベース形状を踏襲してるので、Jetson Nano DevKit部分だけを簡単に取り外すことも出来ます。

 

ダウンロードリンク

今回のDevKitオリジナルケースの3Dデータ(STLファイル)はコチラ↓に置きました。

3Dプリント時の注意点と併せてご参照ください。

Jetson Nano DevKit用オリジナルケース追加版( 2GB版・B01版・VESAマウント)(STLファイル)
このファイルの説明「Jetson Nano DevKit」用のオリジナルケース追加版の3Dプリント用STLデータになります。※ご注意:「NVIDIA」の公式データではありません。あくまでユーザーメイドの参考補助部品です。自己責任としてご利用願います。詳しい使い方はコチラ↓を参照ください。【2020/11/21追記】下カバーにて、スタッドとの干渉がありましたので、干渉しない様に修...【続きを読む】

尚、GPIO蓋やラズパイカメラケース、壁掛けマウント等の一部のファイルは、以前公開したオリジナルケースのデータを使って下さい。

 

注意事項

当ブログで公開する際にはあまりやらないのですが、今回はデータ作成のみでプリントは未検証です。(従来版の改変なので、ほとんど問題無い筈ですが・・・)

また、NVIDIAさんの3Dモデルデータを活用して寸法合わせしてますが、実際のJeston Nanoとのブツ合わせはしていません。(だって持ってないんだもん)

ということで、ダウンロードされてプリントチャレンジされる方は、その辺をご理解頂いた上でご活用下さい。

あ、そうそう、プリントして現物合わせした写真などをSNSで頂けると大変嬉しいです。(つか、写真下さい!)

 

まとめ

・DevKit本体の3Dデータを公開してくれるNVIDIAさんは太っ腹!

プリントした人は写真下さい!(切望!!)

 

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