賃貸アパート等で壁を傷つけずに壁付け棚を作りたい時に便利な商品として、壁美人という商品があります。
今回は、この壁美人を使って、フィギュアなどを飾る無印のアクリルコレクションボックスを壁付けしてみます。
壁美人とは
詳しくは販売元のサイトを見て頂きたいですが、掻い摘むと下記の様な特徴を持っています。壁美人開発物語とか販売元がマンガ作っちゃうくらい力作です。w
- 石膏ボードなどにダメージを与えにくいホッチキスの針(相当)を使う固定具
- 取り付け・取り外しは簡単
- ラインナップも豊富(棚からTVラックまで!!)
事前に用意するモノ
壁美人の壁側金具 P-S-10sh(5kg用、2枚入り)
棚を付ける場合は、この壁側金具とは別に受け金具も組み合わせて使用するケースが普通ですが、今回は、受け金具の代わりとなるブラケットを3Dプリントで作ることにしましたので、受け金具は使っておりません。(コレクションボックスはそんなに重くないので3Dプリント品でも問題ないと判断しました。)
※ご注意:壁美人の受け金具を使わない特殊な取り付け事例となりますので、実施する場合は自己責任となります。
無印良品のアクリルコレクションボックス
この「後ろが透けないアクリルコレクションボックス・4×4小間 幅27.5×奥行7.2×高さ34.7cm」を横置きで使います。
ホッチキス(180度開くタイプ)
こんな感じで180度開くタイプが必要です。
後は、30cm定規や水準器(水平を見る道具)などがあれば更に幸せになれるでしょう。
ブラケットを作る
DesignSpark Mechanical 2.0でモデリングしてみました。
んで、早速3Dプリントします。
使用CAD:DesignSpark Mechanical 2.0 使用3Dプリンタ:BS01+改 使用フィラメント:明成お試しフィラメント ABSナチュラル 積層ピッチ:0.2mm(だったと思う・・・)
下面側にサポートを入れています。
(注:改良前のrev0.9のモノなので、配布STLファイルとはやや違います。)
設置してみる
まずは、壁美人の壁側金具を取り付けます。
壁美人に付属の説明書きを読んでおきましょう。
説明書きを見ると、
必ず専用針をお使いください。他の針は錆びます。
となってますので、ホッチキスの針は普通のホッチキスの針ではなさそうですね。
上が壁美人の壁側金具に付属してくる専用針。下が普通のホッチキスの針です。
微妙に色味も違います。(壁美人付属のはやや黒っぽい)
取り付けたい壁におおよその目安を付け、壁側金具を取り付けます。
販売元サイトの取り付け方法の紹介を見た方が良いでしょう。
実は適当に進めて結構苦戦しました。
販売元サイトの取り付け方法の紹介を事前にちゃんと見ましょう。(苦笑)
お、ちゃんとハマった!!
良い感じですね。
ちなみに、2個目の上下位置がズレていたり傾いていたりすると、アクリルコレクションボックスがちゃんと乗りません。定規や水準器があると良いと書いたのは、この2個目の取り付け時に位置合わせが重要だからです。慎重に取り付けましょう。
無印良品のアクリルコレクションボックスを乗せた最終形態はコチラ。
中のコレクションがショボいのは見逃してください・・・。
関係データのダウンロードリンク
今回の3Dデータ(STLファイル)はコチラに置きました。
3Dプリント時の注意点と併せてご参照ください。

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