新型VAIO C15が発表されましたが、我が家には5年モノのVAIO Cが居ます。
幸いにもWindows7モデルなので、太っ腹?なマイクロソフトさんのWindows10無料アップグレード対象です。期間終了まであと少しですのでWindows10へアップグレードさせてみました。
尚、Windows10へのアップグレードに併せて、ドライブの容量不足も解消すべく、SSDの入れ替えも一緒に行いました。
VAIO C 2011年春モデルのスペックなど
今回Windows10へアップグレードするVAIO C 2011年春モデルの主なスペックです。ソニーストアでカスタマイズ購入したので、標準品より奢ってます。(この頃のソニーストアは、ソニーカードの還元率も高めで実にお得でした)
- 14型ワイド液晶 WXGA+(1600×900ドット)
- 第二世代インテルCore i5-2540Mプロセッサ(2.6GHz、2コア4スレッド、TB時3.3GHz)
- DDR3メモリ
2GB⇒ 8GBへ増強済み HDD 320GB⇒ IntelSSD X25-M 120GBへ換装済み- BD-ROMドライブ内臓
- グラフィックアクセラレータ(AMD Radeon HD 6470M)搭載
- Windows7 Home Premium
2011年7月の購入品なので、更新頻度高めな我が家では珍しく丸5年経ってますが、現役です。嫁さんにリビングで雑に使われているので、筐体は傷だらけですが・・・(T_T)
新SSDはCrucial BX200 240GB
Crucialの廉価モデルSSD BX200 240GBです。
Amzon価格で、税込6800円弱ですね。(2016/7/26時点)
IntelSSD X25M 120GBが2011年当時2万円程度でしたので・・・・ずい分と安くなりましたねぇ。(遠い目)
では、早速、開けてみましょう。
移行用のクローニングアプリとして、Acronis True Image HD(OEM版)が付いてます。
2.5inchスロット用のネジ穴が、裏面と側面にそれぞれ空いてます。
それにしても、IntelSSD X25-M 120GBと比べると凄くシンプルな外装ですね。 重量もメチャ軽い!!
Crucial製品は初なのですが、全モデルこんな感じなんでしょうか?
廉価モデルのBXだから??
両面テープで貼るんですね~。(今回はスペーサは使いませんでした)
と一通り舐め回したところで、早速Windows10への移行作業を始めようと思います。
事前に準備するモノ
入れ替え用の新SSD
当然必要です。
USB2.0接続のSATAドライブケース
在庫のUSB2.0接続タイプの安物。
精密ドライバー
・・・左側の精密ドライバーしか使いませんでした。
では、作業を始めましょう!!
Windows10へのアップグレード
作業の流れはこんな感じになります。
- 旧SSDから新SSDへデータコピー
- 新SSDへ換装
- Windows7からWindows10へアップグレード
旧SSDから新SSDへのデータコピー
今回は、旧SSDの中身を、そっくりそのまま新SSDへクローンコピーします。
ドライブ容量が120GBから240GBと増えてますが、Acronis True Image HD(OEM版)がその辺上手くやってくれることでしょう。
まずは、新SSDをUSB2.0接続のSATAドライブケースへ入れます。
無事認識しました。
Windows7上でUSBドライブが認識されたことを確認したら、Acronis True Image HD(OEM版)をインストールします。
SSDパッケージ同梱のペラ紙に書かれているサイトにアクセスすると、Acronis社のサイトにリダイレクトされるので、日の丸マークを押してファイルをダウンロードし、実行します。
インストール中・・・
インストール完了後、起動させます。
ディスククローン作成を選択。
クローンモードは自動で。
ソースディスクは、旧SSD(ディスク1)を選択。Cドライブは約110GB。
ターゲットディスクは、新SSD(ディスク2)を選択。(この時点ではまだ未初期化状態です)
確認画面です。
ちゃんとCドライブが222GBへ増えてくれるみたいです。
また、まるっとクローンコピーなので、Cドライブだけでなく隠し領域にあるリカバリ領域等も一緒に持って行ってくれるみたいです。
再起動を要求されますので、再起動。
っと、ここで問題が発生・・・
VAIO Cは、常にモニター閉じた状態で、HDMI接続の外付けモニターで画面見てる状態なんですが、再起動後のAcronis True Image HD(OEM版)の画面は外付けモニターには出力されない模様・・・。
写真見ると分かると思いますが、モニターを開くスペースはありません。(^_^;)
一応、ちょっとだけ開いて覗き込んでみると、クローン処理は無事走ってるみたいなので、そのまま待つことにします。ドライブのアクセスランプも盛大に動いてますし、きっと無事でしょう。(今更、止めるに止めれないし)
・・・で、心配しながら待つこと約1時間・・・。PCの電源が落ちました。
モニターの隙間から覗いた時に、「処理が完了したらPCの電源を落とす」オプションがONになってましたので、きっとクローン処理が完了したに違いない!!
このまま再起動しても、元のSSDで立ち上がるだけなので、無事クローン処理が完了したことを祈りつつ、新SSDへの物理換装作業を行います。
新SSDへ換装
※ご注意:この先は、メーカー保証外の改造行為ですので、実施する場合は自己責任となります。
この子のバッテリーは劣化が激しく、もはや本体の隙間埋めの用しか成しません・・・。
先程のクローン作業中の画面が見えない事件の際に、引っ張り出して画面確認することをしなかったのは、こういう事情なんです。(AC抜いたら即電源が落ちてしまうのです・・・)
とは言え、死亡してるバッテリーでも付けたままだとマズいので、外します。
続いて、左下赤丸2か所のネジを外し、旧SSDが収まってる2.5inchドライブベイの蓋を開けます。
更に赤丸2か所のネジを外し、緑丸のビニールベロを左に引っ張りながら、ドライブを抜きます。抜く際に、左上の赤丸の金属のベロが筐体に当たらない様に手前に浮かせながら抜くのがコツです。(無理をするとSATAコネクタを壊しますので要注意)
ドライブステーのネジを4ヶ所外して、SSD交換します。(写真は新SSD取り付け後)
後は、逆の手順で本体に戻していきます。
VAIO Cを起動させて、無事に交換出来ていることを確認します。
モニターが開けれない事件で、クローン処理が見えなかった心配がありましたが、無事クローンされていた様で、新SSDで起動してくれました。良かった~。
起動後に一通り触った感じでは、特に異常なさそうです。
折角なので、CrystalDiskMarkでベンチマークを取ってみました。
(ポータブル版 64bit Ver.5_1_2を使用)
旧SSD:Intel X25-M 120GB
新SSD:Crucial BX200 240GB
かなりのパワーアップです♪
Windows7からWindows10へアップグレード
無事に新SSDへの換装も出来たので、いよいよWindows10へアップデートします。
お馴染みのこの画面の「無償でアップグレード」をポチっとします。
アップグレード処理が始まりました。
30分程待ったところで、再起動要求されました。
更に30~40分程経ったら、お礼をされてしまいました。(笑)
どうやら、Windows10へのアップグレード処理が完了した模様。
システムダイアログを確認。 Windows10になってますね。(ちっ、Homeか・・・)
デバイスマネージャーでドライバが当たってないデバイスが無いか確認。問題なさそう。
という事で、無事にWindows10へアップグレードされた様です。
嫁の許可が下りないので画面キャプチャしてませんでしたが、デスクトップアイコンの位置もそのまま維持されていました。(ちょっとビックリ)
おまけ
ご存知の方も多いと思いますが、SSDには寿命問題があります。
旧SSDは丸5年程使っているのですが、劣化具合が気になります。
丁度、SSD Life Freeというアプリを入れていたので、現時点の劣化具合として結果を貼っておきます。
5年使ったIntel X25-M 120GBの健康状態はこうなりました。
健康状態は3%ダウンですね。
寿命予測は・・・243年ってなってる(笑)
どうやらあまり気にしなくても良さそうです。
このSSD Life Freeは寿命を気にする人にはとても有益なアプリなんですが、最近更新が止まってるみたいで、勿体ないですね。
ちなみに、Crucial BX200 240GBは非対応な模様・・・。
残念・・・。
容量240GBタイプはコチラ↓
容量480GBタイプはコチラ↓
容量960GBタイプはコチラ↓
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