RaspberryPi AIカメラ用 超小型PiZeroケースの詳細紹介

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概要

2024年10月に発売されたRaspberryPi公式のAIカメラ用に新たに作成した超小型PiZeroケースです。

AIカメラはそこそこお値段張りますので、剥き出し運用は出来るだけ避けたく、取り回しの良い小型ケースを製作しました。

 

スイッチサイエンスさんの販売リンクはコチラ↓

RaspberryPi AIカメラ用 超小型PiZeroケース
「RaspberryPi Zero」と「Raspberry Pi AI Camera - Sony IMX500搭載 12.3MP」用のケースです。 コンパクトな形状、かつ三脚穴を設けて、使いやすさを追求しております。

 

BOOTHの販売リンクはコチラ↓

RaspberryPi AIカメラ用 超小型PiZeroケース - きっと何かに役立つでしょ!? - BOOTH
「RaspberryPi Zero」と「RaspberryPi AIカメラモジュール」用のケースです。 基板剥き出しのままだと色々使い難いので、カメラ用三脚穴のあるコンパクトなケースを作ってみました♪ ※Piカメラは色々ありますので、対応モデルを間違えない様に気を付けてください。こちらは、2024年10月に発売開始された財団公式RaspberryPi AIカメラ用です。 ※対象...【続きを読む】

 

購入時に「BOOST↑」して下さると、この詳細ガイドを書いた甲斐があるので、大変嬉しいです!

よろしくお願いしま~す!m(__)m

 

尚、Pi Zero用ケースは他のカメラ用も色々ありますので、良かったら弊BOOTHショップの他の商品もご覧頂けると幸いです。

 

必要なハードウェア

Pi Zero1.3以降 ※Pi Zero 2 W推奨!

Pi Zeroは、カメラコネクタ付きのPi Zero 1.3以降が対象となります。(GPIOピンヘッダー付のWHモデルも可)

但し、Pi Zero 1.3でも物理的にケースに収まるというだけで、ソフト的に使える保証はありません。

AIカメラモジュールを活かす為にはそれなりにCPUパワーが必要な様なので、Pi Zero 2 Wが望ましいでしょう。

 

Raspberry Pi AIカメラモジュール

カメラモジュールは、スイッチサイエンスさんで販売されている「Raspberry Pi AI Camera – Sony IMX500搭載 12.3MP」が対象になります。

 

Pi Zero用ショートカメラフレキ(38mm)

カメラ接続用フレキケーブルは、Pi Zero用のショートタイプ(38mm)が必要です。(長い150mmタイプと間違えない様に注意して下さい)

スイッチサイエンスさんでも「短めのRaspberry Pi Zero用カメラケーブル」として取り扱い開始されましたので、リンクを貼っておきます。

短めのRaspberry Pi Zero用カメラケーブル
短めのRaspberry Pi Zero用カメラケーブルです。長さは38 mm、Raspberry Pi公式のRaspberry Pi Zero用ケースに付属しているものと同じ長さです。

(参考写真)RaspberryPi AIカメラとショートフレキの組み合わせ例

 

特徴

特徴その1:microSDカードをケースに入れたまま抜き差し出来る!

HDMI・USBケーブルをケースに入れたまま接続可能なのは当然として、microSDカードの抜き差しもケースに入れたまま出来ちゃいます。

こんな感じで指先の爪で引っ掛けてmicroSDカードを抜き差し出来ます。

「microSDカードが隙間に落ちない工夫」も設けてますので、安心して抜き差し出来ると思います。

 

特徴その2:40ピンGPIOにアクセス出来る(要追加工)

切り取り式のI/Oスロットカバーを設けてます。(写真赤丸箇所)

必要に応じカッターなどで切り取ってお使いください。

 

特徴その3:カメラ用三脚穴あり!

カメラ用の三脚穴を4ヶ所設けてます。

 

こんな感じにカメラ用機材を使って簡単に好きな方向から固定できます。(結構便利です)

 

勿論、コネクタのある側に各種ケーブル挿しても、三脚穴を塞ぎません。

但し、HDMIケーブル等のやや太めで屈曲性がキツいケーブルをお使いの場合は、ちょっと首が長めの三脚じゃないと足を広げる隙間を取り辛いです。(その辺は使う側でうまく工夫して下さい!)

 

特徴その4:ケースに入れたままフォーカス調整が可能!

RaspberryPi AIカメラモジュールに同梱されているフォーカス治具を使って、ケース装着状態のままでフォーカス調整が可能です。

 

こんな感じに載っけて、フォーカスリングの窪みに治具の爪を掛けつつ回せます。

ケーストップ面とフォーカスリングを面イチにしてるので、毟ろケースに入れてる状態の方が回しやすいくらい。

 

ご注意事項

RaspberryPi財団の公式商品ではありません。あくまでユーザーメイドの非公式部品です。ご利用にあたっては、本ページの内容をよくご確認頂いた上で、自己責任としてお使い願います。
基本的に使い方の質問にはお答えできません。本ページの内容を読んでご理解頂ける方のみお使い下さい。(重ねて書きますが、自己責任でお使い願います)

 

使い方(組み立て方)

「上カバー」「下カバー」の2パーツ構成です。(ネジも付属します)

まずは、プリント品の糸引きやバリを綺麗に除去しましょう。

40ピンGPIOを使いたい場合は、この段階で「上カバー」のGPIO部をカッターで切り取っておいて下さい。

 

カメラモジュールをPi Zeroに装着し、必要な部品を並べます。

ケースの組み立て前に、PiZeroとカメラモジュールの動作確認を済ませた方が良いでしょう。

 

「下カバー」の中央凹部に合うようにカメラモジュールを載せます。(向きに注意!)

カメラ基板のバリが大きくてうまく入らない場合は、バリを取ってから改めて作業して下さい。

 

指で押さえつつ、裏返してカメラユニットの位置が合っていることを確認します。

 

カメラフレキを「Z」の様に折り返しつつ、Pi Zeroを「下ケース」の窪みに引っ掛けます。

フレキが断線しない様に慎重に作業しましょう

 

一旦、PiZero基板を上から抑えて、「下ケース」にPiZero基板が収まることを確認します。

(写真は他ケースの例ですが、同じ様にPiZero基板が収まります。)

Pi Zero基板のバリが大きくて「下ケース」にうまく入らない場合は、基板のバリを取って改めて作業して下さい。
PiZero基板がちゃんと入っていれば、「上カバー」を被せます。(向きに注意しましょう)

ネジ締めの前に、ちゃんと組み立てできているかを確認します。

まずは、カメラモジュールがちゃんと穴に収まっているかの確認。

続いて、PiZero基板が収まっているか(指で「上ケース」と「下ケース」を抑えて間に隙間が無いこと)を確認します。(下記写真が目安)

 

ケース同梱のネジで固定したら完成です♪

 

おまけ

Twitterのスレッドで申し訳ありませんが、RaspberryPi AI Cameraの動作確認をした際の記録です。(ご参考まで)