概要
「M5Stack」(Core2系除く)用の「裏蓋」です。
「M5Stack」用の「裏蓋」です。
※2023/8/24追記:Core2、CoreS3系にも適用可能なので文言修正しました。(詳しくは後述)
「M5Stack」はバッテリー管理がイマイチな様で、稀に純正バッテリーボトム内のリポバッテリーが膨らむケースがある様です。
更に残念なことに、「M5Stack」は、USBケーブルを抜く(USBからの給電が途絶える)と自動的に再起動してしまうので、リポバッテリーをUPS(無停電電源)の様には活用できません。(Core2系除く)
つまり、USB Type-Cから常時給電運用するケースでは、リポバッテリーの存在意味は殆ど無いのです。(個人の見解ですw)
なら、不安要素は消し去りたいところですよね!? とっとと外しちゃいましょう♪
純正のバッテリーボトムをこの「裏蓋」に差し替えてしまえば、サクッとリポバッテリーとおさらば出来ます!
(下記写真は「M5Stack Gray」との組み合わせ例です)
販売リンク
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対応機種
対応する機種は、M5Stack社の「M5Stack」シリーズです。(Core2系は非対応です)
M5Stack Basciは最近アップデートされてV2.7になりましたが、勿論V2.7にも適用可能です。
また、Core2系にも適用可能です。但し、個体によってはネジ締めが厳しい場合があります。ネジ締めし難い場合は、ホームセンター等でM3ナベネジの14mm長くらいのを探して使って下さい。(あまり長いネジを使うと液晶面に当たって壊れる場合がありますので、ご注意下さい)
更に、ESP32S3を搭載した新型モデルのM5Stack CoreS3にも対応します。コチラもCore2系と同様にネジの長さがギリギリなのでご注意下さい。
特徴
薄くなります!
この「裏蓋」に付け替えると、純正のバッテリーボトム装着状態より薄くなります。(それに意味があるかは分からぬ・・・)
写真左が純正バッテリーボトムが付いている状態で、写真右が純正バッテリーボトムを本「裏蓋」に付け替えた状態です。 ね!?気持ち薄くなってますよね?
4方向GPIOピンは無くなります
純正のバッテリーボトムにある4方向のGPIOピンは使えなくなります。(付け替えちゃう訳なので当たり前ですが。。)
マグネット対応
純正のバッテリーボトム同様に裏蓋内部にマグネットを仕込めますので、冷蔵庫とか磁石が付く場所にペタッと貼り付け出来ます。
「M5Stack/M5Stack Core2用壁付けホルダー」との組み合わせ運用が可能です!
リポバッテリーレスの常時給電運用向け・マグネット内臓ということで、拙作の「M5Stack/M5Stack Core2用壁付けホルダー」と組み合わせてお使い頂くとより幸せになれますす!(笑)
「M5Stack/M5Stack Core2用壁付けホルダー」の紹介ページはコチラ↓
注意事項:ネジ長と装着向きについて
この裏蓋セットに同梱するネジはM3ナベネジの12mm長です。
Core2系やCoreS3系と組み合わせる際にネジ長が足りない場合は、12mmより長いネジをご自身で手配頂く必要があります。
14mmくらいの長さが妥当ですが、あまり長いネジを使うと液晶や基板と当たって壊してしまう可能性がありますので、十分注意してネジ締めして下さい。
また、M5Stackシリーズには裏の固定にネジを4本使ってるモデルがありますが、この裏蓋は下側(microSDスロット側)のネジ2本で留める向きで装着頂く様に設計してあります。
他の向きで装着するとマグネットの位置が拙作の壁付けホルダーと違ってしまいますので、組み合わせに不整合が生じます。組み合わせてご使用頂く場合は装着向きにご注意願います。
あと、蛇足ですが、M5Stackシリーズはネジ長が2種ありますので、再組み立て時には間違えない様にご注意下さい。(元の状態を良く確認しておきましょう!)
ご注意事項
使い方
商品の外観を確認する
まずは、商品の内容物と外観を確認してください。
内容物は「裏蓋本体」、「裏蓋内部カバー」、「マグネット」×4個、「M3ネジ」×2本で一式です。
出荷時にバリなどは出来る限り除去しておりますが、もしバリ残りがある場合はカッター等で丁寧に除去しましょう。(3Dプリント品なので、ある程度の荒れは仕方ないとお考え下さい)
「裏蓋本体」に「マグネット」を取り付ける
「裏蓋本体」の4か所の窪みに「マグネット」を取り付けます。
必須ではありませんが、お手持ちのバッテリーボトムがあれば、マグネットの向き(極性)を同じ向きに揃えておくと先々安心だと思われます。
マグネットが4か所付いたら、「裏蓋内部カバー」の両面テープ剥離紙を剥がし、「裏蓋内部カバー」を取り付けます。(上下の向きがあるので「裏蓋本体」の窪み形状に合う様に取り付けて下さい)
「裏蓋本体」に「マグネット」を取り付ける(壁付けホルダーを使用する場合)
もし、拙作の「M5Stack/M5Stack Core2用壁付けホルダー」と組み合わせてお使い頂く場合は、下記のやり方だと楽に作業出来ます。(壁付けホルダーを使わない場合は、本項は読み飛ばして下さい)
まず先に壁付けホルダーを壁に付けて下さい。
続いて、「裏蓋本体」だけを壁付けホルダーに入れます。
上下の向きはマグネットを付ける窪みの間隔が狭い方が下になります。
上下の向きが合っていることを確認したら、まず下の2か所にマグネットを取り付けます。
続けて、上の2か所のマグネットを取り付けます。
マグネットが4か所付いたら、「裏蓋内部カバー」の両面テープ剥離紙を剥がし、「裏蓋内部カバー」を取り付けます。(こちらも上下の向きがあるので、「裏蓋本体」の窪み形状に合う様に取り付けて下さい)
「裏蓋内部カバー」が貼り付けできたら、裏蓋を取り外し、次のステップの準備をしましょう。
「裏蓋」をM5Stackに取り付ける
純正のバッテリーボトムが付いている場合は、まず外しましょう。
ネジ2本を外し、慎重にM-BUSコネクタを引き抜きます。
(公式のやり方ではありませんが)バッテリーボトムを外すコツは、写真の側面側にある内部M-BUSコネクタを意識しつつ、赤矢印の部位の窪みに爪を引っ掛けて少し浮かせて、左右の赤丸部位を摘まみながら引き抜く感じです。(上手く伝わるかな??)
続いて、「裏蓋」と「M3ネジ」×2本を用意します。
ネジ穴が下に来る向きで被せて、ネジを締めれば完成です!
コチラ↓はCore2系の「M5Stack Core2 for AWS」と組み合わせた例。
CoreS3と組み合わせた例。
まとめ
これで、リポバッテリーに怯えずに運用できますね♪
ビバ!M5Stack!!