レーザーカッターでRaspberryPi専用カメラのケースを作成してみた(SVGデータ公開有り)

レーザーカッター
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

先日レーザーカッターでRaspberryPiケースを作った話をご紹介しました。

今回は、RaspberryPi専用カメラのケースも作ってみたというお話。

ちょっと拘って、パン・チルトも可能な造りにしてみました!!

 

【2016/12/07追記】FABOOL関連の記事が増えてきたので、目的別に整理した記事まとめページを作りました。最初にコチラ↓を参照下さい。

FABOOL Laser Miniの組み立て・調整の情報まとめ
当サイトは「FABOOL Laser Mini, 調整」などの検索キーワードでいらっしゃる方が多いので、当サイトにおけるFABOOL Laser Miniの組み立て・調整に関連する記事を整理してみました。 "最近始めた" or "これから始める"予定の方の参考になれば。。

 

レーザーカッターでRaspberryPi 2/3対応のケースを作った話はコチラ(こちらもデータ公開有り)

レーザーカッターでRaspberryPi2/3用のケースを作成してみた(SVGデータ公開有り)
レーザーカッターの使いこなしはまだまだですが、習作としてオリジナルのRaspberryPiケースを作ってみました。

 

 

RaspberryPi専用カメラとは?

RaspberryPiの用例ではUSBカメラも良く使われますが、フレキシブルケーブルで繋ぐ専用ポートを使用したRaspberryPi公式専用カメラも存在しています。

繋ぐコネクタはModel B形状(Pi2やPi3など)だとココですね。dsc03599

フレキケーブルは短い上に取り回し難いので、USBカメラの方が使いやすいじゃん!?という話もありますが、このPi専用カメラには2タイプあり、赤外線カメラタイプが存在するのです!!

 

USBカメラは、赤外線カットフィルターが入った可視光線向けのモノが一般的であり、赤外線対応タイプは意外と存在しません。

で、赤外線用途で何が嬉しいかというと、真っ暗な状態でも、赤外線投光器を併用すれば暗視カメラとして使えるのですね。

動物の保護監視用途なんかにピッタリです。(女性の下着が透けて見えることを期待している訳では無いですw)

 

ちなみに、Piカメラは今年5月頃より新バージョン(v2.1)が発売されてます。

コチラによると、ソニー製センサーを採用して画素数が500万画素から800万画素向上したみたい。

尚、今回ご紹介するケースは新バージョン(v2.1)で組み立て確認しています。(旧バージョンも形状変わらないみたいなので多分入ると思います)

また、RaspberryPi用カメラモジュールとして売られている商品には非公式なモノも存在しますが、微妙に形状が違うので、非公式モジュールは恐らくこのケースには入りません。

 

公式Piカメラの通常タイプ(v2.1)

公式Piカメラの赤外線対応(赤外線フィルタ無し)タイプ(v2.1)

 

 

RaspberryPi専用カメラのケースを組み立てる

ええ、今回もイキナリ組み立てからです。

異常動作の連続で、カット状態をお見せできる写真が残って無いので、何回かカットして取れた分をかき集めておりまして・・・、悪しからずご了承下さい。

 

パーツを一通り並べます。 しまった・・・先日公開したRaspberryPi本体ケースのパーツまで映り込んでしまってる・・・右半分は無視して下さい。(笑)dsc04476

 

まずは、基台から組み立てます。dsc04477

細長いパーツをこんな感じに差し込みます。dsc04478

残ったパーツも差し込みます。 コレで片足分です。dsc04480

もう片足分のパーツも足して、こうなります。dsc04481

 

続いて、基台部分を足します。dsc04482

まず、M3ナットを嵌める6角穴が開いているパーツを嵌め込みます。dsc04483

続いて、M3ネジが通る丸穴が空いてるパーツを重ねて嵌め込みます。dsc04484

 

続いて、カメラ側を組み立てます。

さっき組み立てた基台にこれら4枚のパーツを順に重ねて嵌め込んでいきます。dsc04485

まず一枚目を嵌めます。ちょっとキツいですが、割らない様に慎重に嵌めましょう。dsc04486

続いて2枚目。こちらも割らない様に慎重に。dsc04487

さらに3枚目。 っと、ここで「フレキを繋いだPiカメラ」を用意しましょう。dsc04488

2枚目の開いてる部分にフレキを通します。dsc04489

Piカメラの基板がピッタリ入る筈。dsc04490

フレキはこんな感じで出てます。dsc04491

最後のパーツを重ねて嵌め込みます。 Piカメラの出っ張り部分がありますので、四角穴に入る様に微妙に位置を合わせて下さい。dsc04492

 

続いて、基台その2を作ります。dsc04494

長いパーツに三角形のパーツを2枚嵌め込みます。dsc04495

出っ張りが2か所ありますが、この様に板とツラ位置になる様に組みます。dsc04496

残りのパーツを嵌めます。dsc04497

 

続いて、基台その2をカメラケースに合体させます。 M3ネジとM3ナットが一組必要です。dsc04498

ナットをこの位置に嵌め込みます。dsc04501

裏から、基台その2をネジ止めします。 基台その2の向きはお好みに合わせて。dsc04502dsc04503

完成です!!

 

嵌め込みが緩い場合は、ボンド等で接着補強して下さい。

 

 

用例など

FABOOLの保護ケース内を見る為のカメラとして。dsc04536

FABOOL保護ケースの蓋を締めても中が見える様になりました!!pi%e3%82%ab%e3%83%a1%e3%83%a9%e6%98%a0%e5%83%8f

 

基台その2無しでも使えます。

Pi Zero rev1.3と組み合わせると最小の監視カメラが作れそう!!dsc04622

白いのは3Dプリンタで作ったオリジナルのPi Zero用ケースです。

興味のある方はコチラ↓の記事もどうぞ。

RaspberryPiZero用のケースを作成してみた(STLデータ公開有り)
先日Raspberry Pi2/3用ケースをご紹介しましたが、もっと小型のRaspberry Pi Zero用のケースもご紹介しようと思います。 カメラ用のフレキコネクタが追加された新型Pi Zero(ver1.3)に対応しています。

そうだ、今度レーザーカッター用のPi Zeroケースも作ろうっと!!

 

 

関係データのダウンロードリンク

今回のデータ(SVGファイル)はコチラに置きました。

RaspberryPiカメラケース(MDF2.5mm用SVGファイル)
このファイルの説明 RaspberryPiカメラモジュール用ケースのレーザーカット用SVGデータになります。 使用材料はMDF2.5mm厚です。(2.5mm厚なら他材でも可) ※ご注意:RaspberryPi財団の公式データではありません。あくまでユーザーメイドの参考補助部品です。自己責任としてご利用願います。 関連記事はコチラ↓ ※ライセンス、注意事項については下記を参照くだ...【続きを読む】

注意点も併せてご参照ください。

 

 

 

 

公式Piカメラの通常タイプ v2.1

公式Piカメラの赤外線対応(赤外線フィルタ無し)タイプ v2.1

新型Pi Zero(ver1.3)のセット

Pi Zero用カメラケーブル

コメント