モンベルのロングテイル トレッキングアンブレラという傘を愛用していますが、買って数ヶ月で先端のキャップ部品を無くしました。(T_T)
このままだと天井から雨水がダダ漏れします。
買い替えるのも勿体ないし・・・そうだ、3Dプリンタでキャップ部品を作ろう!!
3Dプリンタのメリットは色々あると思いますが、一番のメリットを感じるのはこの手のちょとした実用パーツが手軽に作れることだと思います。本件も嫁さんのウケが非常に良かったです。
折角なので、皆さまにもお裾分けをば。(きっと、他にもキャップ無くした人が居る筈w)
どんな傘なのか
公式ページのこの絵を見るのが一番分かりやすいです。
※公式ページより抜粋
普通に丸く広がるんではなく、偏った広がりになっていることで、持ち手の反対側の背中やバックパックなどをカバーできる様になっているというアイデア商品なんです。
実際に、背中のリュックなどの濡れ具合が全然違いますので、この構造は非常に優れモノだと思います。
後は、軽かったり丈夫な素材だったりとかありますかね。
(最近モデルチェンジしたようですね)
とまぁ、非常に良い傘だったんですが、先端キャップがネジで止まっており、いつの間にか消えてしまいました。
この先端キャップは、雨を弾く布地を貫通して傘の軸が共締めする構造なので、この部品が無いと傘を差しても天頂から軸を伝って雨が入り込んでしまいます。
つまり、傘として意味を無くすという事なんですが、小さな樹脂部品一つ無くなっただけで、傘を買い替えるのも馬鹿馬鹿しいです。
と来れば・・・
先端キャップをモデリングしてみた
そう、こういうモノこそ3Dプリンタの出番です!!
という事で、CADでモデリングしてみたのがコチラ。
一応、ストラップホールも設けました。
ちなみに、本件は1年半くらい前の出来事なので、このデータ作った時はまだ3Dプリンタも3D CADも使い出したばかりの超初心者でした。出来がイマイチなのは見逃してください。(笑)
キャップを3Dプリントしてみた
まだまだ初心者でこの手の小さい部品はまだ苦手でしたので、とても苦労したのを覚えています。
多分ネジ穴を上にしてサポート有にして造形した様な??(苦労したのによく覚えてないw)
ネジ穴も一応形になってた。
良かった。捨てずに済んだ。(笑)
(そう言えば、この傘掛けもオリジナルだった。いつか紹介します。)
関係データのダウンロードリンク
今回の3Dデータ(STLファイル)はコチラに置きました。
3Dプリント時の注意点と併せてご参照ください。
濡れる場所なので材質はABSが良いでしょう
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