Twitterで流れて来たネタですが、面白そうなので自分でもやってみました。
早速作ってみた
基本的な作り方はリトフェイン作りとほぼ同じです。
リトフェインとの違いは、濃ゆい処を薄く作ること。(リトフェインは逆ですね)
更に、醤油がこぼれない様にフチが必要となります。
手順はこんな感じ。
- JPGから濃度を深さへ階調変換させたSTLデータを作る。
- DesignSpark Mechanical 2.0でSTLデータを読み込み、フチを作る。
- 出来たデータを再度STL出力して、3Dプリンタでプリント。
3Dプリント後、ヒゲやゴミを取り除き、水で洗浄したのがコレ。
使用3Dプリンタ:BS01+改 使用フィラメント:Verbatim ABS ホワイト 積層ピッチ:0.1mm Infill:20%
Infill 20%なので、水が漏れないか心配でしたが、天井厚めにしてる設定のお蔭か隙間は出来なかった模様。
醤油を入れてみる
うーん・・・味が薄口だからって、色も薄い訳では無いですね。 当たり前か(笑)
うん、結構イイ感じになりましたね。
素晴らしい!!
醤油皿として使うのは止めといた方が良さそう
凸凹部分が細かいので、本当に醤油皿として使と、何かの拍子に欠けて一緒に食べてしまうかも知れません。
PLAなら万が一食べても・・・という人も居らっしゃるかも知れませんが、個人的にはちょっと遠慮しちゃうかなぁ・・・(笑)
この汚れを落とすのは結構大変だと思います。
Verbatim ABSフィラメント
明成化学ABSフィラメント
コメント
自分も最近、3Dプリンターで作る醤油皿を見て作りたいと思ったのですがJPGから濃度を深さへ階調変換させたSTLデータを作ることが出来ず困っています。
もし可能ならば詳しいやり方教えてください!!。
お返事お待ちしています。
opさん コメント有難う御座います。
コメント承認が遅くなり申し訳ありませんでした。m(__)m
「JPGから濃度を深さへ階調変換させたSTLデータを作る。」方法ですが、
スライサーの機能を使うのが手っ取り早いです。
確か、当時はこれが出来るスライサーが少なくて、FlashForge社の3Dプリントアプリを使って試したと記憶してます。
今改めて、私が普段使ってる「Simplify3D」という有料ソフトで確認してみたところ、
この機能が実装されていました。
[Add-Ins]メニューの[Convert Image To 3D]の機能を使えば、JPGをSTLへ変換してくれます。
(確認したVerは4.1.1)
他のスライサーにも似た機能が実装されてると思いますので、
お使いのスライサーの「JPG STL 変換」を検索してみて下さい。
面白い活用事例だと思いますので、是非試してみて下さいませ!!