ラズパイを壁掛けしてみた!!(STLデータ公開有り)

3Dプリント
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ハ~イ、コンニチハ! 壁掛け芸人デ~ス!!

今回は、みんな大好きな「RaspberryPi」を壁掛けしてみましたヨ!

名付けて「ラズパイ壁掛けシステム(仮)」!!

STLデータも公開しちゃうヨ~ みんなでラズパイ壁掛けしようゼ~!!

 

はい、のっけから変なテンションでスミマセン。

本件、ちょっと前からTwitterで小出しにしてたのですが、ブログ記事書くの面倒・・・様々な諸事情で公開が遅れてしまいました。

期待してお待ち頂いてた方々、遅くなって申し訳ありませんでした。 テヘペロ♪(๑´ڡ`๑)

 

まぁ、「ラズパイを壁掛けするだけじゃ面白くないよなぁ!?」とかウッカリ思っちまい、3.5インチタッチパネル液晶に手を出してしまった矢先に、3Dプリンタさんが絶不調(単純に長期間メンテしてなかったせい)になったりと、色々起こった3月なのでした。 はい。

 

お陰様(?)で、3.5インチタッチパネル液晶付きな「ラズパイ壁掛けミニサイネージシステム(仮)」に順当に進化しましたので、今回はコチラも併せて公開しようと思います。

 

因みに、今回のラズパイケースは、以前公開したコチラ↓の拙作ラズパイケースのアップデートバージョンになります。

RaspberryPi3用のケースを作成してみた(STLデータ公開有り)
FABOOL Laser Miniの制御をWindowsPCからRaspberryPiへ移行すべく、RaspberryPi3を追加発注したところ、RaspberryPi3ではmicroSDスロットの仕様が変更されていることに気付きました。 という事で、今回はRaspberryPi3のケースを作った話です。

なので、一部の部品はそのまま流用可能です。

 

「ラズパイ壁掛けシステム(仮)」の概要

その1 対応ラズパイはModel Bタイプ

拙宅に有った「RaspberryPi 2 Model B」「RaspberryPi 3 Model B」に加え、最新の「RaspberryPi 3 Model B+」でも、組み合わせ確認しております!

もたもたしてる内に、新型のPi3 B+とか出ちまったので、慌てて手配しましたよ。(^_^;)

左から、「Pi2 B」「Pi3 B」「最新型Pi3 B+」ですね。

・・・べ、別にコレクターという訳では無いのよ。(^_^;)

 

その2 壁への固定はホッチキス留め

ベースプレートをホッチキスで留めて、そのベースプレートにラズパイケースを差し込むことで壁掛けを実現しています。

なので、日本家屋に多い、石膏ボード・クロス生地の壁が対象となります。(ネジ留め式は過去の拙作ラズパイケースで既に実現済みですので割愛)

ベースプレートを両面テープで留めちゃえば、パネルやコンクリ壁にも適用出来るかも知れません。その辺は各自で工夫してみて下さい。

 

左が組み立て後の今回の壁掛けラズパイ壁掛けシステム(仮)用ケースで、右がベースプレートです。

今回のケースの裏蓋には左右に出っ張りがありますので、その出っ張りをベースプレートの溝に差し込む方式となってます。

 

まず、ベースプレートをホッチキスで壁に留めます。 穴の位置に合わせて留めて下さいね。

 

こんな感じで、四隅4ヶ所を留めればOKです。

 

後は、こんな感じで、横からずずいっっとラズパイケースを差し込みます。

 

奥まで差し込めばロックされます。(反対側まで突き抜けることはありません)

 

その3 横向き・縦向きに対応

ベースプレートを付ける向き次第で横向きにも縦向きにも設置可能です。

 

横向きは先程までの写真を見て貰うとして、ここでは縦向きをご紹介。

 

まずは、ベースプレートを縦向きに留めます。(勿論、ホッチキスでw)

この際、ホッチキスの針を留める場所が横向きとは違いますので、ご注意を。

 

続いて、ラズパイケースを上からずずいっっと差し込みます。

あ、さっき説明し忘れましたが、縦向き設置の場合は、上から挿す方向でベースプレートを壁留めして下さい。 一応、ロックがありますが、万が一すっぽ抜けると危険ですので。

 

その4 「ラズパイ壁掛けミニサイネージシステム(仮)」も在るよ!

やっぱり、壁掛けするならサイネージっぽいの期待しますよね!?

ということで、ラズパイとジャストサイズな3.5インチタッチパネル液晶モニターが使えるコンパクトなサイネージ筐体タイプも作ってみました♪

 

対応しているタッチパネル液晶モニターはコレ↓です。

480×320ピクセルとやや解像度低めですが、ラズパイジャストサイズの3.5インチとしては、これくらいの解像度が妥当でしょう。

抵抗膜式のタッチパネルも付いており、付属ペンでも指でも操作可能です。

液晶への接続は、ラズパイの40ピンIOを使用しますので外部への出っ張りはありません。

つか、これで2500円とか安過ぎぢゃ!(笑)

 

ちなみに、ラズパイ用として謳ってる3.5インチモニタには、HDMI接続式のもありますが、ケース外に出っ張りあるので嫌だったので、今回はチョイスしておりません。

また、他の3.5インチ液晶が適合するかは確認しておりません。 悪しからずご了承下さい。

 

この液晶モニターを今回のケースを組み合わせるとこんな感じになります。

 

壁への固定は、先程の通常版ケースと同じくベースプレートへ差し込む方式となってます。

 

作例の表示コンテンツはウチのウサギ様です。 ・・・お眠りタイムの様ですね。(^_^;)

 

各タイプの部品構成と組み立て方

タイプによって必要な部品が変わります(一部の部品は共用となってます)ので、必要な分をプリントして使って下さい。

 

「壁掛けベースプレート」 ※全タイプ共用

壁掛けしないで普通のラズパイケースとして使うなら、この部品は不要です。

 

壁への取り付けは、先程ご紹介した通り、ホッチキスで留めるだけです。

ホッチキスで、四隅4ヶ所を留めればOKです。

横向きにも縦向きにも付けれますので、お好みに合わせて取り付けて下さい♪

 

「ラズパイ壁掛けシステム(仮)」の場合

まずは、旧ラズパイケースと殆ど同じ構成のコイツから。

 

左から、「底蓋(全タイプ共通)」、「上ケース Type_A」が必要です。

写真撮り損ねましたが、「I/Oカバー Type_A」も必要に応じてプリントしてお使い下さい。

このタイプは旧ラズパイケースから「裏蓋」が差し変わっただけですので、組み立て方は過去記事を参照して下さい。

 

つまり、旧ラズパイケースをお持ちな方は、「裏蓋」と「壁掛けベースプレート」さえプリントすれば、すぐに壁掛け出来ちゃいます♪

 

「ラズパイ壁掛けミニサイネージシステム(仮)通常版」の場合

続いて、サイネージシステム(仮)のUSB、HDMI等の各種I/Oポートが開いてる通常版です。

 

左から、「底蓋(全タイプ共通)」、「ミドルシャーシ Type_B」、「上ケース Elecrow-LDC35」が必要です。

40ピンGPIOを使わない場合は、下の「I/Oカバー Type_B」もお使い頂けます。

 

組み立て方は、まず「ミドルシャーシ Type_B」とラズパイを用意します。

そうそう、当たり前ですが、3Dプリント時に発生したバリなどは事前に除去しておいて下さいね。

 

「ミドルシャーシ Type_B」を裏返して、ラズパイを裏向きに乗っけます。 こんな感じにうまく乗っかる筈です。

上手く乗っからない場合は、位置が悪いか・バリが悪さしてるかなので、改めて良く確認して下さい。

 

続いて、「底蓋」を用意。

 

「ミドルシャーシ Type_B」はそのままの向きで、「底蓋」を裏向きに被せます。

上手くプリント出来てれば、「ミドルシャーシ Type_B」と「底蓋」はパチンパチンと嵌合する筈です。 ダメな場合はM2×10ネジ4個で固定して下さい。

 

40ピンGPIOを使わない方は、「I/Oカバー Type_B」を用意して、この様に上から差し込んでお使い頂けます。

 

続いて、3.5インチタッチパネル液晶を用意します。

 

この3.5インチタッチパネル液晶は40ピンGPIOの一番下の端に合わせて挿す様になってますので、まずは40ピンGPIOの位置を良く確認しましょう。

 

挿す時にピンがズレてないかを確認しつつ、慎重に奥まで差し込みます。

 

奥まで挿し込めば、タッチパネル液晶基板が「ミドルシャーシ Type_B」の4隅に隙間なく乗っかる筈です。 こんな感じ↓ですね。

 

続いて、「上ケース Elecrow-LDC35」を用意します。

 

「上ケース Elecrow-LDC35」を被せます。

「上ケース Elecrow-LDC35」は被さってるだけですが、隙間を小さめにしてるので、綺麗にプリント出来ていればまず落ちない筈。 気になる方はテープなどで固定しちゃって下さい。

 

はい、これでケース部分が完成しました!!

後は、壁にホッチキスで留めた「壁掛けベースプレート」に差し込めば、壁掛けシステムの出来上がり~♪

 

このタイプは、HDMIやらヘッドフォンジャック、USBポートにEtherポートも全てアクセス可能ですので、拡張性を維持しつつ、壁掛けサイネージとしてお使い頂けると思います。

 

「ラズパイ壁掛けミニサイネージシステム(仮)フルガード版」の場合

続いて、サイネージシステム(仮)電源用microUSBとmicroSDスロット以外の穴が開いてないスッキリVerです。

 

左から、「底蓋(全タイプ共通)」、「ミドルシャーシ Type_C」、「上ケース Elecrow-LDC35」が必要です。

 

組み立て方は、先程の「サイネージシステム(仮)通常版」とほぼ同じですので、割愛します。(「I/Oカバー Type_B」が無いだけです)

 

組み立てるとこんな感じになります。 どうですか? スッキリしてるでしょ!?w

尚、このタイプは全体を覆ってる為に熱的に厳しい条件になってますので、重たい処理をする場合は、出来るだけ穴の多く放熱性が高い通常版の方をお使いください。

 

全タイプ共通の特徴

尚、どのタイプでも、microSDカードの出し入れはちゃんと可能です。

 

また、「Pi3 B」、「Pi3 B+」のパワーLEDとアクセスLEDが見える様に筐体に穴を開けてますので、シャットダウンなどのタイミングを計るのにご活用下さい。

残念ながら、Pi2 BはLEDの位置が違っていますので、この穴からは見えません。

Pi2 Bな方でLEDを見たい場合は、フルガード版じゃないケースをお使いください。

 

【参考情報】Pi3 B+について

海外ではPi3 B+が発売されましたね。

私もケースの嵌合確認の為に、海外から個人輸入してみたのですが、Pi3 Bからお値段据え置きで、CPUのクロックが1.2GHzから1.4GHzへ上がって、5GHz WiFiにも対応とほぼ隙無しで驚愕します。

 

まぁ、静電袋にも入れず裸のまま箱に入ってるという点でも驚愕出来ますが。。

静電袋に入ってないと怖いという方は、現行Pi3 Bをお買い求めいただいた方が良いのかも?(笑)

 

また、消費電流も現行Pi3 B同様に凶悪(2.5A必須)みたいなので、余りパワーが要らない用途ではPi2 B(有線LANしかないですが)か、PiZeroWを使用することをおススメします。

 

3Dプリントデータのダウンロードリンク

今回ご紹介した3Dデータ(STLファイル)はコチラ↓に置きました。

ライセンス事項、3Dプリント時の注意点と併せてご参照ください。

RaspberryPi壁掛けシステム for Pi2/Pi3/Pi3Plus Model B(STLファイル)
このファイルの説明 RaspberryPi Model B用ケースの3Dプリント用STLデータになります。 「RaspberryPi2 Model B」「RaspberryPi3 Model B」「RaspberryPi3 Model B+」で使用できます。 ※ご注意:RaspberryPi財団の公式データではありません。あくまでユーザーメイドの参考補助部品です。自己責任として...【続きを読む】

 

まとめ

後は表示コンテンツをどうするかなんですが、別な壁掛けネタも見つけてしまって、そっちに気が行ってしまってる今日この頃。

 

M5Stackはオモチャに丁度良いと言いますか、実にサイネージっぽいじゃないですか!w

 

このハイレゾ版も面白そうなんだよなぁ!?

PiZeroWと組み合わせて薄型サイネージ筐体作るかなぁ・・・

 

・・・さて、どれから手を付けようかな~。

ということで、また進捗あればご紹介したいと思います。m(__)m

 

以下、関連商品のリンクまとめ

ELECROW 3.5インチTFT LCDディスプレイ 解像度480*320 タッチスクリーン Raspberry Pi2・3モデルB+対応

 

Raspberry Pi 3 Model B+

間違えて「Pi 3 B(無印)」買わない様に注意しましょう!(5GHz WiFi対応なのは「Pi 3 B+」です)
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