先日レーザーカッターでRaspberryPiケースを作った話をご紹介しました。
今回は、RaspberryPi専用カメラのケースも作ってみたというお話。
ちょっと拘って、パン・チルトも可能な造りにしてみました!!
【2016/12/07追記】FABOOL関連の記事が増えてきたので、目的別に整理した記事まとめページを作りました。最初にコチラ↓を参照下さい。
レーザーカッターでRaspberryPi 2/3対応のケースを作った話はコチラ(こちらもデータ公開有り)
RaspberryPi専用カメラとは?
RaspberryPiの用例ではUSBカメラも良く使われますが、フレキシブルケーブルで繋ぐ専用ポートを使用したRaspberryPi公式専用カメラも存在しています。
繋ぐコネクタはModel B形状(Pi2やPi3など)だとココですね。
フレキケーブルは短い上に取り回し難いので、USBカメラの方が使いやすいじゃん!?という話もありますが、このPi専用カメラには2タイプあり、赤外線カメラタイプが存在するのです!!
USBカメラは、赤外線カットフィルターが入った可視光線向けのモノが一般的であり、赤外線対応タイプは意外と存在しません。
で、赤外線用途で何が嬉しいかというと、真っ暗な状態でも、赤外線投光器を併用すれば暗視カメラとして使えるのですね。
動物の保護監視用途なんかにピッタリです。(女性の下着が透けて見えることを期待している訳では無いですw)
ちなみに、Piカメラは今年5月頃より新バージョン(v2.1)が発売されてます。
コチラによると、ソニー製センサーを採用して画素数が500万画素から800万画素向上したみたい。
尚、今回ご紹介するケースは新バージョン(v2.1)で組み立て確認しています。(旧バージョンも形状変わらないみたいなので多分入ると思います)
また、RaspberryPi用カメラモジュールとして売られている商品には非公式なモノも存在しますが、微妙に形状が違うので、非公式モジュールは恐らくこのケースには入りません。
公式Piカメラの通常タイプ(v2.1)
公式Piカメラの赤外線対応(赤外線フィルタ無し)タイプ(v2.1)
RaspberryPi専用カメラのケースを組み立てる
ええ、今回もイキナリ組み立てからです。
異常動作の連続で、カット状態をお見せできる写真が残って無いので、何回かカットして取れた分をかき集めておりまして・・・、悪しからずご了承下さい。
パーツを一通り並べます。 しまった・・・先日公開したRaspberryPi本体ケースのパーツまで映り込んでしまってる・・・右半分は無視して下さい。(笑)
まず、M3ナットを嵌める6角穴が開いているパーツを嵌め込みます。
続いて、M3ネジが通る丸穴が空いてるパーツを重ねて嵌め込みます。
続いて、カメラ側を組み立てます。
さっき組み立てた基台にこれら4枚のパーツを順に重ねて嵌め込んでいきます。
まず一枚目を嵌めます。ちょっとキツいですが、割らない様に慎重に嵌めましょう。
さらに3枚目。 っと、ここで「フレキを繋いだPiカメラ」を用意しましょう。
最後のパーツを重ねて嵌め込みます。 Piカメラの出っ張り部分がありますので、四角穴に入る様に微妙に位置を合わせて下さい。
出っ張りが2か所ありますが、この様に板とツラ位置になる様に組みます。
続いて、基台その2をカメラケースに合体させます。 M3ネジとM3ナットが一組必要です。
裏から、基台その2をネジ止めします。 基台その2の向きはお好みに合わせて。
完成です!!
嵌め込みが緩い場合は、ボンド等で接着補強して下さい。
用例など
FABOOL保護ケースの蓋を締めても中が見える様になりました!!
基台その2無しでも使えます。
Pi Zero rev1.3と組み合わせると最小の監視カメラが作れそう!!
白いのは3Dプリンタで作ったオリジナルのPi Zero用ケースです。
興味のある方はコチラ↓の記事もどうぞ。
そうだ、今度レーザーカッター用のPi Zeroケースも作ろうっと!!
関係データのダウンロードリンク
今回のデータ(SVGファイル)はコチラに置きました。
注意点も併せてご参照ください。
公式Piカメラの通常タイプ v2.1
公式Piカメラの赤外線対応(赤外線フィルタ無し)タイプ v2.1
新型Pi Zero(ver1.3)のセット
Pi Zero用カメラケーブル
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