いつもの様に、3Dプリンタに始まり3Dプリンタに終わった一年でしたが、今年は他に新しいことも幾つかチャレンジ出来ました。
よくよく考えると、今までこのブログで年末ポエム?を書いたことが無かったので、「チャレンジの年」の最後の締めくくりとして、書いてみることにします。
年越しで暇してる方、良ければお付合い下さいませ。m(__)m
・・・記録魔なので毎年1万枚近く写真を撮っておりますが、今年は現時点で12750枚撮ってました。(笑)
- 2019年の出来事を振り返る
- 今年作ったもの(公開したモノ)
- Jetson Nano DevKit用オリジナルケース(データ公開あり)
- Obniz Board用ケース(データ公開あり)
- M5StickC用壁掛けアダプタ(DMM.makeマケプレ販売&データ公開あり)
- RaspberryPi 4 B用オリジナルケース(データ公開あり)
- M5StickV用カメラ三脚穴アダプタとフォーカス調整治具(DMM.makeマケプレ販売&データ公開あり)
- Maixduino用やっつけケース(データ公開あり)
- M5StickC用Wi-SUN HAT(BOOTH販売)
- M5StickC用Co2 HAT(BOOTH販売)
- M5StickC用PinHeader HAT(BOOTH販売)
- RaspberryPi 3 A+用オリジナルケース(データ公開有り)
- 机に付けるコンビニ袋フック(ゴミ箱)(データ公開あり)
- obniz Board用ケース、obniz Board 1Y用ケース(BOOTH販売)
- まとめ
2019年の出来事を振り返る
全部書いてるとキリがないので、目に付きそうな分をザックリと書いていきます。
年始早々にパクリ騒動に巻き込まれる
「私がThingiverseで公開してるデータを見知らぬ誰かが勝手に3Dプリント商品として販売する」という騒ぎに巻き込まれました。
勿論、公開に当たってライセンス表記もちゃん付けてたのですが、件の輩はそんなことは知ったこっちゃない様で。
詳細はコチラ↓で触れてますので、興味のある人は読んでみて下さい。
デジタルデータのパクリ屋さんの存在は知ってましたが、まさか自分が被害に遭うとはね・・・。
皆さんも気を付けましょう。
最近、私がThingiverseに投稿してないのはこの辺が理由です。
(同様に、ブログでデータ公開する分もかなり減らしてます)
と言う事で、2019年の最初は創作意欲がかなり削られたスタートになってしまいました・・・辛い・・・。
2018年末に購入した中華大型3Dプリンタがぶっ壊れ続ける
大物造形をしたくて2018年末に購入したデッカイさんですが、どうやらハズレ品を引いた様で、基板故障からエクストルーダ―部品破損、挙句アルミフレーム割れまで発生して・・・辛い・・・。
数ヶ月掛かけて修理を続けて魔改造しましたが、諸々の事情で、現在は稼働停止状態にあります。
大型造形でやりたいこともあるので、もう少し余裕が出来たら再稼働させたいところですが、「大型機でテーブルがY軸」というのはかなり無理があると思い知らされた感もあるので、CoreXY構造な自作機を作って置き換えたいとも思ってます。
「ANYCUBIC MEGA-S」を導入
そんなこんなで、中華モデルに絶望してた折、比較的評判の良い中華モデル(今度は中型サイズ)がタイムセールで安売りしてるのを見て、うっかり気絶して購入してしまいました。(懲りないw)
タイムセールで激安になってたので、ポチっとな!
遂にBS01+改を引退させる時が来た!!:ANYCUBIC MEGA-S 3Dプリンター https://t.co/LI39l7bYsv
— norifumi (@norifumi5001) April 23, 2019
実は、2014年末から酷使し続けてた「BS01+」がかなり調子を悪くなってしまい、3Dプリンタ中毒者としては、急ぎリプレースする代機が必要だったという理由がある訳ですが、そこでまた中華機に手を出す辺りは、ホント懲りないですよね。
ちなみに、この「MEGA-S」は価格(3万円クラス)の割に良く出来たモデルだと思います。(アタリを引いただけかも知れませんが・・・)
平成最後の日に新しい3Dプリンタをセットアップしてる
今度の機体は「ANYCUBIC MEGA-S」!!https://t.co/xJVMITnyp2しっかりした金属筐体なのにスゲェお安いのよね♪ pic.twitter.com/GaF83dTkbQ
— norifumi (@norifumi5001) April 30, 2019
買った当初はブログでレビューをしようと思ってましたが、諸事情で主力機から交代しちゃったので、レビューが書かれるかは不明です。(苦笑)
概要はコチラ(おまけの項)↓で触れてますので、興味のある人は読んでみて下さい。
「Oculus Quest」でAmazon konozama事件に遭う
世間が改元に浮かれてる時に、Amazonウォッチを続けて速攻購入!
正直、元号が変わることより、Oculus Questがいつ発売開始されるのかの方が気になる!!
・・・って、Amazonでもう予約開始してるやん!?
いつの間に!!https://t.co/NeFlF2Br7W— norifumi (@norifumi5001) April 30, 2019
多分、日本最速ポチっと組だった筈です。(笑)
この数時間後にOculus公式ストアでも販売開始されて、公式ストアの癖に発売遅い~!とか、皮肉ってましたが、結果としては公式サイト組が正解でした・・・。
まさかあんなに待たされるとは・・・(途中から「事件」を堪能してますけどw)
Oculus QuestのAmazon Konozama事件 続報
詫びクーポン1000円貰って待ち継続してたところ、本日、Amazonから発送されました!
確定予定日の6/9発送より数日早まったのね!
(確定って何だったん?と思いつつ、早いならそれで良いかw)ちな64GBで令和になって数分で突撃した初荷組みです!
— norifumi (@norifumi5001) June 6, 2019
でも、ようやく届いた「Oculus Quest」はやはり最高でした!
Oculus Quest 64GB
いつものAmazon箱で届いたッ!!
だいぶ焦らされたけど、ワクワクの方が勝るなw pic.twitter.com/EyapY5tgN8— norifumi (@norifumi5001) June 7, 2019
歩き回れるが故に何もない広い空間が必要(最低2畳くらい)ですが、ケーブルレスで歩き回れるというのは凄いですよ! 「Oculus Go」とは別次元のVR体験が出来ます。
アプリによっては結構な運動量になり、かなり汗をかくので、収納ケースには消臭ランドリーバッグがおススメです。
Oculus Questの保管環境については、結局PSVRの時と同じく、コチラの消臭ランドリーバッグに入れることにしたhttps://t.co/uxqaZgGFTz
特殊な繊維を使ってるらしく、抗菌・防臭・消臭機能があって、汗が滲み込む機材には最適なんよね~
(つか、消臭って地味に凄いよね!) pic.twitter.com/hLRgtKSui5— norifumi (@norifumi5001) July 31, 2019
顔に触れる部分の清潔さが気になる場合は、こちらのフェイスクッションカバーもおススメしときます。 2枚入りなので、洗い替えも出来ますよ。
Oculus Questのカバー
Questに装着した状態がコチラ
ピッタリとまでは行かないけど、綺麗にフィットしてくれて、Questの装着への影響は感じない
というか、カバー生地の肌触りが良くてサッパリ感があってむしろ装着感が良い!メガネの干渉が気になってたけど、全然問題無し!
エエじゃん!!コレ! pic.twitter.com/V4KihoWSA2— norifumi (@norifumi5001) August 10, 2019
「Original Prusa i3 MK3S」を導入
気が付くと、3ヶ月も経たない内にまた新しい3Dプリンタをポチってました。(頭おかしい)
Original Prusa i3 MK3Sキットをポチったことだし、部屋の片付けを本気でやらんとマズいな
国際配送でどれくらいで届くんやろ? 1~2週間くらいだとすると、結構急がないとヤバいかもw
— norifumi (@norifumi5001) July 4, 2019
Prusa公式ショップの「10万台出荷記念キャンペーンで国際送料無料」というのを見てしまい、あれ?日本のAmazonで買うよりかなり安くなるんじゃね?と思ったら気絶してました・・・。
買った理由が「世界で一番売れてる3Dプリンタを体験したかった!」という、嫁さんに聞かれると激怒されそうな・・・ヤバい。(笑)
でも、「早く買うべきだった!」と思える程良い商品でしたので、結果オーライ。
Original Prusa i3 MK3S
やっぱりスゲェな!
写真で見ると積層ライン見えるけど、手触りでは殆ど分からん
サフ拭いたら見えないレベルだと思う
アンダーはやっぱり荒れるけど、これはFDM機の宿命やししゃあない(同梱SDに入ってたサンプルG-Codeデータ、0.15mm積層、Prusa PLA) pic.twitter.com/CPEE5wJyJS
— norifumi (@norifumi5001) August 4, 2019
定着性が良いPEIシートや、オートレベリング等の最近の目玉機能は殆ど載ってて、おまけにリミットスイッチレスのホーミング仕様とか。やっぱ世界で一番売れてるだけあって機能も最高峰です。
何より、プリントの安定性が凄い! 殆ど失敗しないんですよね。
ちなみに、この「Original Prusa i3 MK3S」は日本Amazonでも買えます。(国際送料&関税分を考えるとチェコ公式から個人輸入するよりお得です)
日本Amazonでは、「組み立てキット版」と「組み立て済み完成版」の2種類が販売されてますね。
「BS01+」や「idbox!」の組み立てを完遂して稼働出来てた人なら、「組み立てキット版」がお得でしょう。
3Dプリンタ業界の進化は凄まじいので、数年分の進化を是非体験して欲しい所。
尚、「一度も3Dプリンタの組み立てをしたこと無い・機械弄りも得意じゃない!」という方は、「イキナリPrusa買うのは贅沢!」という老害コメントしちゃいますが、どうしてもと言うなら、「組み立て済み完成版」を買う方が良いでしょう。(組み立ては相当大変なので、壊したり性能出なかったりすることを考えると5万円の値差は破格です)
ただ、「Original Prusa i3 MK3S」は日本語の情報がまだまだ少ないので、その辺は覚悟して買う必要があります。
現在はこの「Original Prusa i3 MK3S」が主力機で、オプションの「MMU2S」(マルチマテリアルユニット)を装着して運用してます。
Original Prusa i3 MK3S & MMU2Sはすこぶる快調♪
一度フィラメントセットしておけば、スライス時にどのフィラメントを使うか選ぶだけで済むのは革命的ですよ
(今日はPLAシルバーで、昨日はPETGオレンジ♪)MMU2S装着するとプリント品質が劣化するかと思ったけど、殆ど影響を感じないのも凄い pic.twitter.com/oXu7aMBm4f
— norifumi (@norifumi5001) September 24, 2019
ちなみに、先日のフライデーセールでもう一台「MK3Sキット」購入して既に届いてるので、年始以降で組み立て解説記事でも書こうと思っております。(日本語の解説はまだまだ少ないですからね~)
「Original Prusa i3 MK3S」が気になってる方は、お楽しみに!
GitHubにアカウント作ってパブリックリポジトリ公開した
いつかやりたいと思いつつ、ずっと先延ばししてたGitHub登録にチャレンジしてみました。
Githubチャレンジ
初パブリックページ作ってみたよ!
ネタは以前の台風記録(気圧記録)の奴https://t.co/Wxdf6r1UO1
隙間時間で作ったやっつけREADMEなので、後で修正する予定
ブログも新しいプログラムに合わせて修正しないとあかんな— norifumi (@norifumi5001) October 28, 2019
今年作ったパブリックリポジトリは3つ! 来年は幾つ増やせるかな!?
BOOTHショップを開設してオリジナルハード販売を始めた
KiCADの教本を読みつつ基板描きから始めて、中華基板メーカーのFusionPCBに基板発注!
(何度か試作しましたが)無事にオリジナルハードウェアを完成させて販売に至りました。
パチパチパチ!!
まだ見たこと無いという方は、是非ショップ↓を覗いてみて下さい。 良い子揃ってるよ~♪
GitHubチャレンジしてたお陰で、サンプルのソースコードもGitHubで公開出来ましたし、チャレンジすると色々出来ることの幅が広がって良いですね♪
来年はもっと商品増やしていくので、今後もよろしくお願いします。m(__)m
今年作ったもの(公開したモノ)
ブログを遡って下さい・・・だと年末ポエム的に寂しいので、時系列順で掻い摘んでご紹介します。
Jetson Nano DevKit用オリジナルケース(データ公開あり)
「Jetson Nano DevKit」をこれまた気絶して購入して、5GHz WiFi USBアダプタを使える様にしたところから始まり、一気にオリジナルケースまで作ってしまいました。 何故か壁掛けも出来ます♪
ここまでやっていながら、ウチの「Jetson Nano DevKit」はまだ壁に付いたまま活用出来てないので、来年は使いこなして何か発表したいですね。
Obniz Board用ケース(データ公開あり)
「Obniz」はJavaScriptで動かせる素晴らしい商品ですが、何故か基板剥き出しなので、スタバでドヤって開発出来る様に持ち出しやすいケースを作りました。
M5StickC用壁掛けアダプタ(DMM.makeマケプレ販売&データ公開あり)
壁掛け芸人として条件反射的に作りました。 壁掛けした方が便利だよね?
RaspberryPi 4 B用オリジナルケース(データ公開あり)
当ブログ主はRaspberryPiケースを作らないと気が済まない人なので、速攻で英国から個人輸入してケースを作りました。 勿論、壁掛けシステム対応です!
M5StickV用カメラ三脚穴アダプタとフォーカス調整治具(DMM.makeマケプレ販売&データ公開あり)
カメラ付いてるんだから、汎用カメラ器具使いたいじゃん! 3脚穴有った方が良いじゃん!という事で作りました。(フォーカス調整治具はオマケですw)
Maixduino用やっつけケース(データ公開あり)
エッジAIデバイス萌えを発症し、「M5StickV」に続いて「Maixduino」もうっかり買ってしまったのですが、買ってビックリ、LCDフレキがブラブラしてる怖い商品だったので、これは壊す(フレキ断線する)わ!と、恐れおののいて急いで作りました。
まだ裸で運用してる方は、フレキが断線する前に早めにケースに入れましょう。
M5StickC用Wi-SUN HAT(BOOTH販売)
記念すべき、BOOTH販売の第一弾商品です。
2018年からローム製Wi-SUNモジュール「BP35A1」を活用してスマートメーターと戯れてましたが、「M5StickC」を見た際にシンプル&スマートなHATが作れそう!と思い付いて、勢いのまま作ってしまいました。
この記事ははてブで190も付いてプチバズったので、BOOTHショップとしては幸先良いスタートを切れたと思っております。 有難う御座います。m(__)m
BOOTHの販売リンクはコチラ↓
M5StickC用Co2 HAT(BOOTH販売)
先程の「Wi-SUN HAT」と同時期に開発してたのですが、HAT固定方法に納得がいかず、寝かせたままうんうん唸ってた時に、3Dモデリングの神が降りて来て良い固定方法が浮かんだので、無事に商品化に至れました。
「Co2 HAT」はM5StickC用HAT界の革命(言い過ぎ?)と言える固定方法を採用しているので、是非体験して欲しい!!https://t.co/G0OoN1YD09
・・・この構造作るのめっさ苦労したんす(T_T) pic.twitter.com/5BjiauZgoG
— norifumi (@norifumi5001) December 8, 2019
詳しい紹介記事はコチラ↓
BOOTHの販売リンクはコチラ↓
M5StickC用PinHeader HAT(BOOTH販売)
M5StickCのオリジナルHAT作り(勝手HAT作り)をもっと色んな人に体験してもらいたく、ある程度汎用性を持たせた基板を作ってみました。
BOOTHの販売リンクはコチラ↓
もっといっぱいHAT作りたい人向けに「基板だけ」の販売もしてます↓
RaspberryPi 3 A+用オリジナルケース(データ公開有り)
Pi4ケースをリリースする前にとっくに完成させてたのですが、Pi3 A+の国内販売は無い様な話を耳にして記事化する意欲をなくして寝かせてた奴です。 当然、壁掛けも出来ます♪
Pi3 A+の国内発売が急に決まったので、急ぎ記事化しました。
机に付けるコンビニ袋フック(ゴミ箱)(データ公開あり)
嫁さんの希望で生まれたブツですが、ご家庭や職場で使いやすいゴミ箱として使えると思います。
当ブログ的には、かなり唐突感のある作品ですが、今後はこの手のお役立ちグッズ系も公開して行こうと思っております。(ご家庭における3Dプリンタ地位向上を目指す!)
obniz Board用ケース、obniz Board 1Y用ケース(BOOTH販売)
新商品の「obniz Board 1Y」の発売を祝して、勢いのままケースまで作ってみました。(今回はデータ公開は無しで販売のみ)
このケースを使って、みんなでスタバでドヤって開発して貰えると嬉しいです。
旧型「obniz Board」用のBOOTHの販売リンクはコチラ↓
新型「obniz Board 1Y」用のBOOTHの販売リンクはコチラ↓
まとめ
・今年も色々作った!
・来年も色々作りたい!
・来年も新しいことにチャレンジしたい!
・Original Prusaはやっぱり凄かった!
コメント
ポエムって(笑)
今年も色々楽しい話をありがとうございます
パクリにあったのは災難ですよね、デジタルの宿命なんでしょうか
知識がないので、なかなかコメント出来るような話題が(ー ー;)
ついていけるように来年は頑張ろうかと
取り合えずラズパイあたりを弄って見ようかな〜
こちらこそ、今年も有難う御座いました。
来年も色々面白いネタを生み出して行きたいと思いますので、来年もよろしくお願いします。
良いお年を~。